2026年07月17日

四国のファミリーレストランで出会った、転職を考えていなかった現場監督【第一話】


今から10年ほど前の話です。

私は四国へ出張に行き、一人の30代の現場監督の方とお会いしました。

待ち合わせ場所は、ごく普通のファミリーレストラン。

人材紹介の仕事をしていると、ホテルのラウンジや喫茶店でお会いすることが多いのですが、その日は気軽に話せるファミリーレストランで食事をしながらお話をすることになりました。

彼は専門学校を卒業後、お父様の知り合いが経営する工務店へ入社。

それ以来、一度も転職することなく、約10年間、現場監督として働いていました。

二級建築士の資格も取得し、現場では着実に経験を積み重ねていました。

お父様は大工。

昔ながらの職人気質で、厳しく仕事に向き合ってこられた方だったそうです。

一方、彼はお父様とは対照的でした。

とても物腰が柔らかく、穏やかで、人の話を丁寧に聞く方。

初対面の私にも気を遣いながら話をしてくださる、誠実な人柄が印象的でした。

その日は仕事の話や住宅業界の話、お互いのこれまでの歩みなど、いろいろな話をしました。

ただ、転職の話にはなりませんでした。

というより、彼には転職する気がまったくなかったのです。

「今の会社には、お父さんの紹介で入りました。」

「社長にも本当にお世話になっています。」

その言葉からも、会社への感謝の気持ちが伝わってきました。

私は無理に転職を勧めることはしません。

人材紹介の仕事は、転職させることではなく、その方の人生にとって一番良い選択を一緒に考えることだと思っているからです。

その日も、「また機会があればお会いしましょう。」

そう言って別れました。

私はその時、この出会いが一度きりになるかもしれないと思っていました。

しかし、数年後。

彼から思いもよらない相談を受けることになります。

その話は、第二話でお伝えしたいと思います。


住宅業界で転職しようかと思っている方はお気軽にご相談ください

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posted by ライズエグゼクティブ at 21:10| Comment(0) | マスコミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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